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【狼の口】狼の口再読独行会まとめ | 後日分EX

 

 『狼の口』の差異表およびアオリ文一覧記事作成中にTwitter上で零していた感想をまとめました。ただし、前回の「狼の口再読独行会」のように、感想を述べること、そしてそれを逐一まとめることを一番の目的として行っていたわけではないため、関連発言すべてを丁寧に拾っているわけではありません(ログとして残す作業をするのも大変で、作業数も大幅に増えるものなので)。なので、本当は2倍くらいいろいろくだらないこと含めて雑談しまくっていたことはここで触れておくに留めます。便宜上、タイトルは再読会ログの一環としてまとめています。

 また、かなり雑多に感想をまろび出しているため、話数が飛び飛びだったり順番がめちゃくちゃだったりします。編集してまとめるのも大変なので、単純にツイートした順番で以下には並べています。

 

 

差異表およびアオリ文作成編集中にまろび出た感想ログ

7/3~7/30

 

ヨハンナさん回じっくりじわじわ読み返してて改めて思ったけど、そりゃこれ、確証はないけど相手を怪しく思ってカマかけるよなあ。勘がいいとか関係なく、仕事を雑に処理してないだけで。ルツェルンから来たらしい50歳の女性の一人旅であんなにどっしり構えられると、念のために揺さぶってはみるわな。

2045 | twetter

 

狼、全体から見ての前半部分(関所攻略まで)は台詞まわしとか伏線みたいなのとかネタも気持ちよくスコンスコン打たれてて、ヴォルフラムさんがどうなったとかは関係なく、前半部分のがそういう意味でも好きなんだよなあ。

2049 | twetter

 

ルツェルンといえばハプスブルクのお膝元だし、ロイス川からライン川へどんぶらこっこのルートと、湖から峠方面へどんぶらこっこの南北交易の重要拠点で、収入源としても最重要部分なので、そこ出身ですってなると尋問されてたとしたらボロがボロボロすごそうなんよな。

2057 | twetter

 

ルツェルンの歴史もこのへんの時代おもしろいんですよお~~~。

2058 | twetter

 

多分、ルツェルンに設定したのも、この時代はまだルツェルンは三森林州との交流をハプスブルクによって意図的に阻まれてた(ルツェルンが困るというより、それによって三森林州が困る)とか、そのへんの関係を意識してたんではないかなあとか。孤独会がまた始まりそうなくらいぼやけそう。

2100 | twetter

 

同盟に加わったのもレオポルトさまの死去後にハプス側が圧政的な態度を強めてここにまで反発を持たせてしまう大ポカしたからなんですけど、かといって同盟加入はしたとはいえ、別にその時点ですわなちハプスへの裏切り行為にはならない程度の余白は持たせてたりするんですよお。

2103 | twetter

 

手慣れてるというか、さすが交易栄えて文化の交流ありそうなだけあっていい感じに慎重で好き。

2105 | twetter

 

でもほんと久慈先生の絵好きなんですけど、あんまりポコポコとは描かれないタイプの作家さんなのだよなあ。線がすごい二肉感的で色気があったり人間的な平凡な下品さが出てたりとか、すごく、すごく好きだな??????

0032 | twetter

 

狼読み返すと否が応でもヴァルターくんがどれだけ根が深い男なのかを噛みしめることになるのでたいへんつらい。聞いてるか、テル。

1507 | twetter

 

目立つ登場人物たち、原因と結果の広い範囲はあるけど、直接描写されるのは各々のかなり個人的な狭い範囲の恨み(怒り)を原動力にして、それを「戦い」と称していて、ヴァルターくんのそれも結局のところ全然理性的じゃない上で成り立つものだと思うんですよね。

1511 | twetter

 

自分が求められてる立場の重圧と恨みが捻じ曲がって、結局自分が求められていた立場よりもバケモノになることを選んでいったし、それしかないと思い込んでいた、そう思わざるを得なかったし、それでうまくいってしまったというか。正義とかそういう感じではないと思うんですよね。聞いてるかテル。

1515 | twetter

 

狼って、環境が(悪い意味で)それを作ったけど、そこには意識を向けない人々っていう感じの描写がちらほらあると思うんですよねえ。ハプスの圧政が単純にめちゃくちゃひどいものだったと仮定しても、そこに端こそ発してるのかもしれないけど、そこと関係ないところで育まれてるというか。

1518 | twetter

 

シラーのテルなんかは、そもそも周囲に溶け込まず必要以上に同調はしないようなある種のアウトサイダーだったという特徴があるものな。

1521 | twetter

 

しかも狼世界の設定が現実のもの(現実に残るおはなし)だとしてゾフィーも存在すると考えた場合、テルは英雄として私たちの現実同様の立場にあるけど、ヴァルターのほうも多分私たちの現実同様の立場にしか話が残らなかったという可能性が強くて、すご、むご。

1528 | twetter

 

なんかよく分からんすけど、テルの息子はモルガルテンで戦士したっていう話があるんですわっていう話しか残ってないってことですよ……。

1529 | twetter

 

「君が何を言いたいのか分からない。私たちは皆、大なり小なりフランケンシュタインの怪物なのだ。父の鼻、母の口、祖父の眉、祖母の目を持っている。私たちは、他の人たちのさまざまな部位によって作られ、縫い合わされ、受胎のきらめきによって生命を与えられた人形なのだ[…]→

1536 | twetter

 

「→君は間違っているぞ。何から何まで間違っている。その極悪非道な行為がなされるのは、精神の基層においてなのだ。[…]君はそのことに一度も気づかなかったし、私たちの誰もが気づかない。でも、それが普通だろう。なぜなら目に見えないからだ。→

1538 | twetter

 

「→君は身体的な遺産を(整形的・化粧的な技術によって)消そうと努めてはいるが、両親が彼らの野心、恐怖、夢、倫理判断を、私たちに移植しているということを忘れているよ。私たちが行っている思考は、いったい誰のものだ?→

1539 | twetter

 

「→[…]君に一つの例を示そう[…]創造外科(※語り手が所属する架空の学科)に向けられる私の情熱は、本当に私のものなのか? それとも私の父親の感情なのか?」(「創造外科」クレリア・ファッリス、pp.294-295)(『創造外科 現代イタリアSF短編集』イタリアSF友の会 所収)

1542 | twetter

 

っていうのを先月読んだんですよお。

1543 | twetter

 

聞いてるかテル。

1544 | twetter

 

アルベルトとバルバラ回を読むたびごとに、なぜヴァルターくんはこんなにも呪いを受けねばならないのか、テルの息子というだけでなぜこんなに背負わされるのかと涙ちょちょぎれやすさが増していく。 #狼の口再読独行会

2024 | twetter

 

というか、特にアルベルトとバルバラちゃんって戦うことを優先させない方向で作戦を練ったら、普通に峠越えできたかもしれない二人なんですよねえ。足止めできるだけの能力を持った凡人兵士ではない人というのでこの二人を選んだんだろうけども。 #狼の口再読独行会

2029 | twetter

 

おまえたちのそういうところやっぱり好きになれないなー!!!!って盟約者団やっぱりそういうとこなんですわ。ヴァルターくんを再びスイス内に入れることを優先させすぎなんですよね。作品としての見せ場の必要でそうなったのもあろうが。 #狼の口再読独行会

2030 | twetter

 

ユヴェールちゃん回とか、盟約者団側の目的優先のヒトデナシ具合すごいと思うんですよねえ。娘を連れて行けと「旦那」のほうが言ったとも取れる言い回しもしているし。ツェーデルさんが娘を手放せなかった弱さもあるんだろうとはいえ。この回も読んでてひたすら泥沼。 #狼の口再読独行会

2106 | twetter

 

ヴァルターくんもヴァルターくんで物語終盤は追い詰められすぎてて周囲の意向を汲むことをせずにそれを踏みにじってるんだよなあ。このへん前から隙あらばいろいろ言ってるので端折りますが。それでうまくいってしまうのがまたつらいんですが。 #狼の口再読独行会

2051 | twetter

 

俺がしないと、俺も参加しないと、そうでないと俺の存在に意味がないっていうくらいに追い詰められてるし、周囲がそういうふうに彼の意識を丹精込めて歪めたのに、肝心のことはきちんと説明して納得させてあげずにきたんだろうなっていうのが。 #狼の口再読独行会

2055 | twetter

 

時間は戦いの前にもたっぷりあっただろうにねえ。バルバラ兄妹回のつらさを思い出しますねえ。ヴァルターくんにできるだけ生きてほしくて、将来のリーダーになってほしいのなら、あの2人を彼の行動と引き換えの犠牲に立てるべきじゃなかったんだよなあ。切ない。 #狼の口再読独行会

2057 | twetter

 

ヴァルターくんに、かつての(not2巻テル)テルのように、大きなものではなくもっと身近な大事なものを作らせるように仕向ければいいのに、彼はそういうものを奪われていくだけで、正義感とかそんな立派なものよりも虚無を育む一方だったと思うんですよね。 #狼の口再読独行会

2101 | twetter

 

ヴァルターくんってほんとつらい立ち位置にいる人なんですよねえ……バケモノじみた運動能力関連以外には悪口言えないくらいには、読むたびにウウウウってなります。 #狼の口再読独行会

2102 | twetter

 

ヴァルターくんの行動に正義感があるみたいな呟きを見かけたことが割と最近あるんですけど、そんなことないと私は思うんですよ。最初のころはあったかもしれないけど、どんどんそういうものとか大義とかよりも、 #狼の口再読独行会

2105 | twetter

 

「俺はそうせねばならない」義務感とか怒りとかが勝っていってしまってると思うんですよ。 #狼の口再読独行会

2105 | twetter

 

隙あらば言うけど、盟約者団や土地の人々、自分たちが自ら育んだものは無視してひたすらハプスとか関所に恨みをぶつけたりするばかりだと思うのよねえ。敵味方関係なく、自分たちが自分たちをそのように育てたっていうふうに描かれてる作品でもあると思うんですけども。 #狼の口再読独行会

2115 | twetter

 

横並びの同調圧力と自分たちの行動に伴う苦しみへの忍耐の強要と思いやりのなさよ。思えば、そういうのも再三描かれ続けてもきているんだよなあ。えぐいえぐい。 #狼の口再読独行会

2152 | twetter

 

ヴォルフラムさんってやっぱ本当にまだ子供だといえるようなちんまいのに対しては、かなり歪んでるけど大人とは違う接し方してるよなあ。生き延びる方向に道をやるけど、生き延びるなら自分に恨みが向くような、その後の成長に期待!みたいな……。 #狼の口再読独行会

2034 | twetter

 

基本的にそういうちんまい子供に対しては温情のゆとりを持たせているとは言えるんだけど(ツェーデルとユヴェールの2人になんか、あからさまにめちゃくちゃ優しかった)、この時代に親を亡くしたまだ小さい子供が辿る道なんて分かり切ったものだと思うので残酷ではあるんですがー。 #狼の口再読独行会

2037 | twetter

 

子供はあくまでがっつり精神抉る形で楯として利用している描写があるのを踏まえたいけど、バルバラ兄弟はそういうところで利用されずにまず親が死にましたってところから描写が始まるんだよなあ。2人が吊らされる前にも何かあったにちげえねえよ。 #狼の口再読独行会

2041 | twetter

 

描かれてる範囲だけで判断すると、幼いバルバラ兄弟にはあえてしなくてもいいこと(純粋に恨まれること)をわざわざしているだけなんですよねえ。代官職に収まる前のヴォルフラムさん。もっとサンプルがほしい。そう思ったカボチャ頭はヴォルフラムさんの一日を追おうとしたがった。 #狼の口再読独行会

2047 | twetter

 

ヒルデさん初登場回も沼みがあるよなあ。ヴァルターくんが「ヴォルフラムを殺せるなら、俺だってみんなみたいに命を張れる」って独白があって(でもそれを果たしたところで彼はもうその時点でそこで立ち止まれなくなってしまっていたんですが)からの、 #狼の口再読独行会

2142 | twetter

 

かしらの「天は自らを助くる者を助くから、我らも自力で関所攻略をせねばなるまい」っていう感じのセリフからの「頼むぞ、ヴァルター!」とか。ほんとこの流れ、こいつ、こいつ……!って思うのだわ。 #狼の口再読独行会

2144 | twetter

 

「さすがヴィルヘルム・テルの息子ね」の相変わらずの呪いの言葉の特にヴァルターくんの反応は描かれてないけど、単純に彼自身をほめる「(予想が当たって)さすが大将」って褒められた時は照れるのもグサグサくる。 #狼の口再読独行会

2145 | twetter

 

ヴォルフラムさんの戦闘シーン見てるととにかく彼を全肯定してしまうから、やっぱりヴォルフラムさんが一番好きなんだよなあとほろ酔い奴は思いました。 #狼の口再読独行会

2055 | twetter

 

戦うヴォルフラムさんフーーーーー!!!! ちょっとやばいヴォルフラムさんフーーーーー!!!! ヴォルフラムさんの吐瀉物!!!! 流血!!!! 唾!!!!! フーーーーー!!!!って素面時でも気色悪くもなれるので……。(でも死んでほしくはない)

2128 | twetter

 

これが皇帝(※修正 公弟)閣下だとしたら、ゲロ吐いたり流血したりなんだりするたびに「おいたわしや」ブワワってなるので、ヴォルフラムさんにも興奮してる場合じゃないなとは思うんですが。 #狼の口再読独行会

2131 | twetter

 

つらいので朝イチでヴォルフラムさん死亡回の処理してたんですけど、一コマ一コマ丁寧にくまなく見させられて差異点が一カ所、セリフ部分の改行位置だけだったのサイコーにクールすぎてバグる。 #狼の口再読独行会

0835 | twetter

 

盟約者団ほんと野蛮ピーポー。意味が分からん。 #狼の口再読独行会

0835 | twetter

 

少なくとも作中描写されてる範囲だけだと、あそこで州関係なくみんなで感極まりまくってるところにすごいズレと気持ち悪さを感じるんですけど、まってこれってミッドソマーじゃないですか。 #狼の口再読独行会

0842 | twetter

 

でも、狼の口が攻略にあたってとにかくあそこに設定した関所にかなり重要な意味を持たせて、難攻不落の場所としたという前提があるにしても、自分たちの目的との不一致があったってだけなのに、ほんとすごくズレを感じるのよなと思うんだけど、感情的に察しておやり案件なのでしょう #狼の口再読独行会

0849 | twetter

 

狼、髭公に敵対する諸王の存在とかほぼ希薄で、そこといわゆる盟約者団との関わりとかも(意図的に)端折って(もしくは無いものとして)描写してるんよー。ここ絡ませてたらそもそも関所の難関さの描写ももっと込み入らせたりしないといけない(し、他の関所や地所描写が要る)からだと思うんだけども

0854 | twetter

 

前も反応したかもしれんけど、モルガルテンでヴァルターくんが戦地に来て合流したっていう速報を受けても、表情だけでも何らかのアクションを起こさないウーリのかしらがこわいので鉄製ハリセンで特攻したい。 #狼の口再読独行会

1945 | twetter

 

あの報告より前に「ヴァルターが来たんですけど」報告があったのかもしれないけど、もしそうならそこ描かないのも不思議なのよな。ヴァルターが合流したのでこっちももっと敵に追い打ちかけるぞっていう流れもなかなか謎。おれはかしらが分からない。 #狼の口再読独行会

1946 | twetter

 

なんなら、ヴァルターなら追ってくるという可能性も前もって頭にあったから、あんな雑にろくなカバーも残さずにきたんじゃないのとすら疑ってしまう。かしらならやりそう。不信感マックス。 #狼の口再読独行会

1948 | twetter

 

ドイツの商人さん、女将さんが関所のオンナになっちまったのかも!って早とちりした時の態度、思いっきり、結局のところ彼女をどの程度に思ってるのかの態度が如実に出てるんだよなあ。きらいではない。 #狼の口再読独行会

1225 | twetter

 

女将さんが結局どういう女だったかって、指輪を届けた時点で気付きそうなものなんだけど、そこも彼の復路も物語の外なのよねえ。復路時もさぞお愉しみだったんでしょうけど。 #狼の口再読独行会

1228 | twetter

 

1話目で真っ先にそのへん読者の鼻っ面にグーパンでしたけど、王子様みたいな存在は全力で否定してくる作品よな。 #狼の口再読独行会

1231 | twetter

 

でもまったく気付きもしてなかったそぶりを見せるくらいにはめちゃくちゃ蚊帳の外にしかいなかったのに、ネバギバ武器商人になるのもかわいいばかさでかわいげはあるけどゆるさん。ゆるさん。 #狼の口再読独行会

1236 | twetter

 

都合のいいかわゆい愛妾が報いを受けて死んでしまった! うらむ!!! 程度で、めちゃくちゃ迷惑な武器進呈はしてるけど、最後まで関わり方は中途半端なまま、都合がいい存在でしかない他人なんだよな、商人さん。名前はまだない。 #狼の口再読独行会

1242 | twetter

 

というか、ドイツ方面の人だし、本来描かれて然りだったハプス敵対勢力の協力関係をそこに変換させた存在でもあるんだろうかな。そのへんの協力関係なくしてなんかキレイになってるのムカつくぜと思ってたけど、いまさらそこに思い至った。 #狼の口再読独行会

1250 | twetter

 

孤独会の時もなんかそのへんぼやきまくってたけど、やっぱりお話の構造が結構なんだかんだおもしろい構造になってるのではないかー。 #狼の口再読独行会

1252 | twetter

 

ヨハンくんは何度読んでも素直に幸せになってくれよなって思うけど、冒頭逆さ串推しと間間に可哀相な雑兵さんズがあるからつらい。 #狼の口再読独行会

1920 | twetter

 

双方にとって都合がいいからくっつけるのは分かるけど、褒賞っていうふうにしたらその途端にいろいろが過ぎる回でもある。そういうところやぞ盟約者団め……。 #狼の口再読独行会

1921 | twetter

 

ヨハンくんの帰りを待つベルタさんが酒も飲まずに(というか描写からうかがうに何も飲まず食わずで)待っていたっぽい描写があるけど、正直ここはしゃらくせえ!!!!って個人的には思いはするけど、イイ女とはベルタさんみたいなことをいうのだろうなというのは分かる。 #狼の口再読独行会

1923 | twetter

 

番外編の温泉回いいよなー。ぺたしぺたし。忖度されるの分かってるだろうに取り札の順番そうしたんだなあとか、あとちょっとなのにゲームの最後まで待たずに風呂に行くんだなあとか、一人だけハーレムしてるの草ですなあとか、多分公弟閣下風呂に来てほしくないんだろうなあとか。 #狼の口再読独行会

1945 | twetter

 

描かれてないところでは、ヴァルターくんが公弟閣下の持ち札から取ってたババ抜き。興奮してしまいます。

1949 | twetter

 

札揃うたびに思いっきりドヤ顔してそうなヴァルターくんの強めの幻覚。 #狼の口再読独行会

1953 | twetter

 

狼のテルとヴァルターくん回(3話)、どんどん読んでてめしょめしょになるのよな。 #狼の口再読独行会

2104 | twetter

 

山登りどうなっとんとか思ってたらヴァルターくんが精神攻撃をしかけてくる。この回の雑兵さんとかヴォルフラムさんの動向も大概ですが、雪山山頂の突風でも直立してるヴォルフラムさんが一番人外っぽい説得力ある。 #狼の口再読独行会

2104 | twetter

 

ヴァルターくんとことん「ウィリアム・テル」に圧し掛かられてしまって運命が定まってしまっていってる回なのでたいへんつらい。ロープを切る切らないのくだりとかも、近しい人をどんどん失っていくことになる今後を思うとウグゥってなるし、それをテルとの間でやるのがえぐい。 #狼の口再読独行会

2107 | twetter

 

そんで最後には驚異的すぎることにひとりでルガノまで行ったヴァルターくんが満身創痍で名乗る時に、「ヴィルヘルム・テルの息子です」って言い添えるのが精神に深刻なダメージを与えてくるんですよね。 #狼の口再読独行会

2108 | twetter

 

「抵抗組織“盟約者団”を裏切った、居酒屋の主人ハンスとエヴァ。静かに忍び寄る男たちは……!!」(fellows!2010年4月号(vol.10A)「ハンスとエヴァ(後編))というアオリ文にとにかくウーリのかしらのたたきがいのありそうなほっぺを平手打ちしたいときのきもち。 #狼の口再読独行会

2228 | twetter

 

ふたりの身勝手さを糾弾するけど、盟約者団とかいうまとまりも村の連中もずいぶん身勝手なんですよねえ。エヴァちゃんすこ。 #狼の口再読独行会

2230 | twetter

 

3巻所収の「ヘートヴィヒとヴィルヘルム」、飢えた狼が山の民(特に盟約者団)であり、しかもハプスブルク側でもある中で、ヴァルターとテルのように母と弟がそれらに挟まれて死んでいく関係が何度読んでもしびれる。ヴァルターくんは生き延びたんですが。死んでいく息子を見ながら狼に噛みつかれる母親というのがそもそもキツイけど、描写されてないだけでヴァルターくんも死んでいく(もしくは死んでいる)父親を目の前に見て去っていったんだろうなあとか。あと、ヴァルターくんにおいて呪いの言葉のように「さすがヴィルヘルム・テルの息子だ」という言葉があるんですが、ここではヘートヴィヒも自ら「ヴィルヘルム・テルの妻です」と名乗り、彼の妻としての勇敢さを示そうとするんですけど、弟くんのほうはそういうのが全くないまま散っていくのも結構印象的な気がします。

メモ | twetter

 

「ヴォルフラムをさがせ!」でニセウォーリーのごとくぽんぽこ見つかる雑兵さんたちの可愛さに震えていた。絶対楽しいじゃんなー。 #狼の口再読独行会

2127 | twetter

 

久慈氏、連載当初から目標というかやりたいことは「モルガルテンの戦い」を描くことだったみたいなんですけど、そこ軸に考えてもヴァルターくんの扱い方がほんと沼よなあとしみじみしていた。 #狼の口再読独行会

2131 | twetter

 

関所越えを成し遂げた且つ技術のある人物であることが買われているというよりも、(それを最低限の付加価値とした上で)「ヴィルヘルム・テルの息子」である点のほうが買われてアイドルとして指導者ポジションにされてるのとかがほんとにグサグサくるんですけど、 #狼の口再読独行会

2136 | twetter

 

それでいてモルガルテンの戦いでは蚊帳の外としてリーダー的立場での活躍はなくなった上で自分独り(ヨハンくんもいるけど)の行動で戦場に出てきて相変わらずの大活躍ののちにひっそりと息絶え、テルよりよほど活躍したのにテル以上の伝説としては全く残らずに、 #狼の口再読独行会

2138 | twetter

 

ただ幼少期のエピソードばかりが彼を語るんですもの。えぐいよ!!!! 最初から最後までヴァルターくんはテルの息子であり、数多の死んでいった盟約者団たちのひとりとしてしか残らなかったっていう。 #狼の口再読独行会

2139 | twetter

 

帰ってこいよ、ヴァルター!うおおおおん ヨハンくんは良心。 #狼の口再読独行会

2144 | twetter

 

峠の関所にあたった雑兵さんは覚えることも体力仕事の具合も他の関所やなんなら城のものを圧倒してそうで涙ちょちょぎれる。 #狼の口再読独行会

1803 | twetter

 

新米は設備内容そのものよりもその操作や内部構造の量に震えながら先輩の後に続いていくんやで。最初のトップのお代官さまが優しそうなのでやや舐めた態度して、

1810 | twetter

 

先輩が説明の合間合間にやたらと「ちゃんと覚えないとお叱りを受けるぞ、お代官さまは厳しい人だから」っていう忠告も馬の耳に念仏だったりするのが、そう日を置かないうちにお代官さまイコール金科玉条になる。よかったね……!

1810 | twetter

 

それはさておき、帯アオリ文書き写してて思い出したけど、お代官さま、ここでも「白髪」って描写されてるんですよね。カバー下のドイツ語でも「白髪」って描写されてたけど。薄い金髪に見えるのはあれは白髪だと思っていいんだろうかねえ。 #狼の口再読独行会

1812 | twetter

 

微妙に黒髪(と思しき色)混じりなのは、あれも普通に白髪混じりの黒髪みたいなもんで、若白髪の結果がああなってるんであって、元は1話目お代官さまみたいに黒髪(仮)だったんだろうか。

1813 | twetter

 

日に日に結構な急速な勢いで白髪の割合が増えていくの目の当たりにしたらあんまりお代官さまに悪い気分起こりにくそうだけど、過去篇時点ですでに白髪割合過多になってたので、関所勤めの時にはすでにもうほぼ元からほとんどこうですが?状態なのが確定したものな。 #狼の口再読独行会

1817 | twetter

 

ユヴェールとツヴェール回読んでて思ったんですけど、湖でちゃぷちゃぷしてるお母さんに対して娘を脅しに使うこともできたのにそれを盾にしなかったお代官様ジェントルマンなのでは???? そこいじれば情報出させられたかもだろうから、やってないよなこれは。 #狼の口再読独行会

2015 | twetter

 

嘘までつかんでも、「娘さんには兵を付けているので、どうとでもできるんですよ」とか、「あなたがここで無駄死にしても娘さんが遅かれ早かれ何かするのでしょうね」って言った上で、ここでさっさと吐けば娘の処遇は考える(考える)とか。相手は冷静さを欠いてるのでいける。 #狼の口再読独行会

2018 | twetter

 

なんか前の孤独会の時も言ってた気がする。積極的に追い詰めてこ!!! #狼の口再読独行会

2019 | twetter

 

お代官さま、なんかやっぱり微妙に甘いのよな。保険かけるようでかけないというか。最悪一つがつぶれてももう一つは拾えるように手を尽くしはするけど妙に甘いところがあるというか、この回のお代官さまはやさしいんですけども。 #狼の口再読独行会

2022 | twetter

 

結局のところ自分が強者だと思ってるのでぬかっとるというのはあるのかもしれないけど、割とこの回はふしぎ。 #狼の口再読独行会

2025 | twetter

 

「『アンナ・カレーニナ』いわく、幸福な家庭は一様なものだが、不幸な家庭はその有様が多岐にわたるという旨の文章がありますが、盟約者団の皆さんのお話はどれも似たり寄ったりですねえ」という煽りを思い付いたけど、使いどころがない。直後に「冗談ですよ」って言うまでがセット #狼の口再読独行会

2209 | twetter

 

軽率なこと言って「冗談です」で済ませるのって、悪意ある時が大半にしかならんよなあ(ちゃんと考えて言えば冗談は冗談になるんですが)と考えていた過程の結果である。 #狼の口再読独行会

2210 | twetter

 

でも、狼ってたまに盟約者団側の悲劇が語られはするけど、どれもこれも似たり寄ったりのエピソードではあるんですよねとは、読み返すたびに引っかかる。そこに意味があるんでしょうけれど。 #狼の口再読独行会

2212 | twetter

 

敢えて語られる背景がどいつもこいつも似たようなものでしかない(少なくともそういう範囲までしか語られない)って、なんかすごい淡泊というか、こわいなあとも思っている。ここも結構意図を汲み取りかねているんですが。単純にこんなに酷い目に遭ってるって話なのかもしれないけど #狼の口再読独行会

2215 | twetter

 

そうではない、そういうのとは関係ないけど立ち上がる人っていうのは敢えてその背景は語られてない。なんていうか分かりやすいところだけ掬い上げてる感はあると思うんですよね、狼。政治とか細かいことはほぼスルーでやってたの然り。 #狼の口再読独行会

2217 | twetter

 

たとえ全体として見て似たものだろうが個人の不幸は個人の不幸であるっていうのを改めて言うわけでもなく、それすらも大衆に飲み込まれているばかりだと思うんですよ。そこを意図してるんだとしたらこわわと思うけど、やはり意図がつかみかねるというか。 #狼の口再読独行会

2241 | twetter

 

ほんとすごい山の民側は山の民側で横並びを強いていると思うので、それがあくまで大衆によって自然に形作られてる一種の自治であるのがホラーじゃんと思って読んでるんですよお。このへんの話は昨今時事問題的なところでもありますがー。 #狼の口再読独行会

2245 | twetter

 

狼、一応掲載紙一覧作った時にもちゃんと話数ズレとかについても補記はしておいたけど、もののついでなのでここも再確認しておこうとデータあらためて作ってたんですけど、雑誌の表記と単行本の表記がきちんと一致してたのがそもそも数話しかないのよな。 #狼の口再読独行会

1827 | twetter

 

最終幕以前は単純にミスでズレ発生(または掲載順移動)だけど、最終幕以降はそもそもその表記の仕方と単行本で異なるから最後まで一致することはない(上にまたミスでズレとかもあるややこしさ)。 #狼の口再読独行会

1830 | twetter

 

番外編の類を除いて全三十六話なんですけど、最終幕戦法出してきたのが十六話目からで、めちゃくちゃ気が早いんですよ。それまでのズレを清算する目的が一番強いんだろうなあとはリアルタイム時も思ったもんですけど、 #狼の口再読独行会

1832 | twetter

 

「最終幕」って付けることでもうすぐ終わるんだなあと思ってたのに延々延々延々続くから、「いつ終わるの?」って気分がすごかったので、すごく悪手だったと思うんだよなあ。 やるならモルガルテン始まったあたりからとか、あるやん……。 #狼の口再読独行会

1833 | twetter

 

モルガルテンはやるのかなあとは当初から思ってたけど、すごい早い段階で「最終幕」って付けられたから、これやらないんでないの、関所攻略で終わるんでないのって感じになってたなあ、当時の私。 #狼の口再読独行会

1834 | twetter

 

ユヴェール回アオリの「英雄の不在(※テルのことだけども)」とか、最終巻帯の「いま我々は「英雄」という / 言葉の指し示す者を知る!!」とか、わりとこのへんも読んでて思うことがあるよな……。結局ヴァルターくんをどうしたかったのかとか……。むずかしい。 #狼の口再読独行会

1911 | twetter

 

テルがテルであることをやめて(とはいえその威光は尚も背負って)、残されたヴァルターくんにその親の威みたいなものが全身に圧し掛かってひたすらただ期待されてそれに応え続けて、彼ひとりの活躍で結局のところモルガルテンまで繋がり、公弟も傷跡を残したのも彼の手によるもので #狼の口再読独行会

1914 | twetter

 

そのくせ最後の方で「ここにいるみんなが英雄なんだ」とその彼に言わさしめるえぐい作品なんですよ。英雄なき時代を描いてるのに、英雄の忘れ形見にみんなで全力で寄りかかってる。モルガルテンという史実(=テルなんてそもそもいない)を描こうとしてるのに、テルもその息子も出す #狼の口再読独行会

1916 | twetter

 

えぐみしかやはり私の中には何度読んでも残らない作品なんだよなあ。このへんももっと延々話していきたいところですけど。 #狼の口再読独行会

1917 | twetter

 

現実の伝説でテルの息子がモルガルテンで死んだという話はあるけど、私が把握してる限りそれくらい淡泊な内容でしかなくて、むしろそっちのほうがひとりの強固な英雄はもはやいないという感があるんですけど、狼は違うじゃないですか。 #狼の口再読独行会

1919 | twetter

 

前の読書会でも狼とフィクションの話はひたすらしてたと思うけど、結局のところ、伝説や物語にぼやかして話を単純化して民衆の反乱に焦点を当てていて(仮)、史実に倣いにくいのでテルらを出して圧政の具合も簡素に表現してると思うんですよお。 #狼の口再読独行会

1925 | twetter

 

やはりおれは狼の口がわからない……。 #狼の口再読独行会

1926 | twetter

 

「スネに傷を持つ旅人と、それを許さぬ峠の番人。正義はヴォルフラムにある。でも、この、気持ちは……。」(Fellows! vol.3所収『狼の口』第一話アオリ文) 恋なのではないか。トゥンクトゥンク #狼の口再読独行会

1105 | twetter

 

初見が第一話じゃなくてフルスロットルヴォルフラムさんで沼落ちだったので、一話も、ハイハイ勧進帳ぱろでーねと思いつつ、リーゼちゃんたちを普通に可哀相には思いつつ、圧倒的に、「(なんで髪黒いん……)」って思ってたので、初見が一話だったら純粋にどう思ったんだろうなあ。 #狼の口再読独行会

1107 | twetter

 

はいはい勧進帳ぱろでーね。それが適用できない、情で動かない代官がいて、そういう話なのねとは思うだろうけど。どっちがマトモかというと難しいけど、どっちにしろ、逃がさないから悪いやつだぜ胸糞わるいぜとは思わんかったとは思うけど。 #狼の口再読独行会

1111 | twetter

 

でもほんとにたまたま狼とは出会ってそのまま沼落ちだったのだけど(たまたま店頭でFellows!を見かけて、なんだこれと思って買った)、たまたま読んだのが他の回だったとしたらその後も追う気になったかどうかは微妙だったと思うのだなあ。 #狼の口再読独行会

1115 | twetter

 

中世の籠城戦で飄々とした男が指示役をしていて、いろいろ描写を挟みつつ、なんかすごいやけに丁寧な首絞め描写があってみたいな。何度も言うけどすごく興奮したのはトイレのくだりなので、やはりあれがあったから今があるんですが。ほんとあのシーン、あのシーン!あべごげぐもも #狼の口再読独行会

1121 | twetter

 

みんなの『狼の口』はどこから?話をただ聞いて、わかります、わかりますともとうなずくだけのあれがしたいけど、盟約者団側に寄ったものだと多分ヴォルフラムさんみたいな顔してる。 #狼の口再読独行会

1126 | twetter

 

盟約者団の異常さとかも意識できるはずもなく、なんかがんばってるのに大変ですねえ程度のフラットさで読んでたわけで、たぶん初見時がいちばん盟約者団に優しかった。 #狼の口再読独行会

1142 | twetter

 

くだんの回、意識して読まなかったら舞台設定とかもろくに分からん状態なので、ほんとになんの前知識とかなしに平等な気持ちで読んでたんだよなあ。 #狼の口再読独行会

1145 | twetter

 

狼の第一話はレオポルトさまのキャラデザ変更がすごくでかいんですけど(ほかにも関所まわりとかもだいぶ変わっている。その中でなぜかかたくなに変わらぬお代官様。黒いのも好きですが。)、どちらも美青年なんですけど、陰気くせえ変更後のほうがどちゃ好みなんですよねえ。 #狼の口再読独行会

2121 | twetter

 

狼の口再読独行会まとめ記事一覧

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