始めは全体の半分

為せば成るというやつですな。PC向け表示推奨です。

【狼の口】狼の口再読独行会まとめ | 第3巻分

 

2020/04/02:ログ作成時にヌケが発生していた箇所を追加。「【2020/04/02追加部分】」付属箇所。

 

第7話

2020/03/06~07

 

きょうもアツく始まるよ。 #狼の口再読独行会 第三巻七話~って思いながら扉絵見てましたけど、ヴォルフラムさんがおるのに今さら気づいた。

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ささやかな恋すらいちいち実る前になくなるヴァルターくんの人生は歳を重ねるほどにつらみが増しまする。テルの変によっていよいよ決定的になったので、ヴァルターくん見るたびにしゅもーーーんとしてしまいますね。 #狼の口再読独行会

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「神様の前に引きずり出されりゃ」直後のヴォルフラムさんの嬉しそうな顔が好きなんですよね……。やだわー。 #狼の口再読独行会

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峠の関所は兄弟が幼い頃(たぶん身売りされてイタリア方面に流れるころ)にはなかったっていうようなくだりがあるけど、このへんの前後関係よく分かんないのよな。 #狼の口再読独行会

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史実でいえば、1233年にはホスペンタールにハプスが税関を所有してて、1291年にルツェルン市を購入した後、峠~ルツェルンの交通路としてここでの税収入を重視してたんですよ。峠の関所の位置はフィクションだと思うので、発想の下地にあるのはここだろうと思ってるんですが。 #狼の口再読独行会

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位置関係としては、作中で峠の関所とされてるだろう場所を北上してアンデルマットにいくまでにあるのがホスペンタール。実際税関はホスペンタールよりやや南下した所にあったみたいだしね。 #狼の口再読独行会

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峠の関所の推定地と実際のところの悪魔の橋との位置関係なんかもズレてるんですよ。アンデルマット北上してすぐに悪魔の橋はあるから。作中描写での街との位置関係的にも絶対南下した所にあるから、ホスペンタールの関所がモデルで間違いないと思うんですよお。 #狼の口再読独行会

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峠の関所想定地

 

なので、あの兄弟の発言は割とそこ引っかかるんだけど、シラーのテルの時代あたりで一度間断があったとかになるのかな。#狼の口再読独行会

2357 | twetter

 

関所の場所は作中随所で表現されるものから推察するに、間違いなくマップの「Sasso San Gottardo」のあたりにある湖に挟まれたあたりと私は仮定しています。 #狼の口再読独行会

0001 | twetter

 

アルブレヒト1世の死が1308年(その後に兄弟が共同統治始める)。テルがゲスラー射抜いてるのも大体このころとして。結構設定がギリギリになりそうな気がする。第1話が下手すりゃ1308年かもしれない(最長1312年)んだもの。 #狼の口再読独行会

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伝説上でゲスラーが射られたのは1307年とされる。シラーのテルの場合はアルブレヒト1世の死は同年のできごとに変えられているため、ツイートではこのように書いた。
ちなみに関所の建設にヴォルフラムさんが最初から関わっていたのであれば、建設に月日が必要であると考えられるため、1308年ごろ直後は現実的ではないのではないかと思う。

 

普通に歴史的に考えて、アルブレヒトの死の前にはすでにスイスで反乱が起きててわちゃわちゃしてたので、そのへんでここの関所の機能が落ちてたとかとも考えられるけれど。 #狼の口再読独行会

0018 | twetter

 

第6話、年代は分からんけど、少なくとも季節は夏であることは年表で触れてもいいような気がした。 #狼の口再読独行会

0019 | twetter

 

第8話

2020/03/07

 

そしてやっと辿り着く後半の8話。ヴォルフラムさん、子供の処遇は甘めっぽいスタンスがここでも見えるけど、見える場所にかつ片方の視界を強制的に潰すことで憎しみの傷を付けてあげてるところからうかがうに、昔はもっと尖ってたにちげえねえんだ。 #狼の口再読独行会

0026 | twetter

というか、あえて憎しみの種を撒いてそれを楽しんでいるようにも見える。どちらの意図かははっきりとは言えないのだけれども。

 

前編も大概察してるだろうにそうだったけど、ヴォルフラムさん一級の煽りスキルが見られるので大変オススメの回になっているのがこちらになるんですよね。 #狼の口再読独行会

0028 | twetter

 

「はい 皆さん 出てきてお仕事してくださいな」からの雑兵さんズ出動の流れが大変好きなんですよお。かわいくない? かわいい。 #狼の口再読独行会

0030 | twetter

 

この前後編が1315年9月末日ごろなんですけど、直前の話のユヴェールちゃん回が1312~1315年の夏なんですよね。ここでユヴェールちゃんがウーリの人たちに反乱する準備整ったよーっていうの伝言するというのも考えると、ユヴェールちゃん回は1315年夏と見てもいいんじゃないかと思う #狼の口再読独行会

0040 | twetter

 

だとすると、もしかするとキーとなったユヴェールちゃんを逃してから間もなくにまた南方から盟約者団が来たわけで、ここは生け捕り優先だと思うんですけど、ヴァルターくんがこっそり不法入国してるのは知らんとしても、わざと攪乱する意図がない限り分かんない話よな。 #狼の口再読独行会

0044 | twetter

 

兄妹のどちらでも生け捕りできたわけで。この話の肝が相手への憎しみの連鎖にありそうなので、殺すしかなかったのかなという読み方もできるけど。 #狼の口再読独行会

0045 | twetter

 

バルバラちゃんに対して最初は結構騎士的にふるまって戦ってたブルクトーさんが、完全に追い詰めてから我慢できずになぶり殺し始める(胸を裂くのもやらんで捕まえられただろうに)ところなー。 #狼の口再読独行会

0047 | twetter

 

とはいえ、作成してる年表にユヴェールちゃん回は1315年夏かもという推測は書き込んどいてもいいような気がする。ンアア #狼の口再読独行会

0049 | twetter

 

ヴォルフラムさんは自分に向けられる憎しみも、両者が互いを憎み合う構図も楽しんでそうで、きちんとお仕事はしつつ愉悦してそうなところが好きなんですけど、でもそれゆえにやはり最期がなー。悪魔憑きの悪魔が瀬戸際になって落ちましたみたいな、認知の歪みがどいつもひどい。 #狼の口再読独行会

0052 | twetter

 

でもヴォルフラムさん好きなのよね。 #狼の口再読独行会

0053 | twetter

 

ヴァルターくんに追っかけられてキャッキャできる9話は明日に回すよ。子ども追っかけてるところのヴァルターくん、なんかいいんだよな、人のいいお兄ちゃんっぽさが滲みだしててよお。ヴァルターくん、ヴァルターくん!!!ジュビルルルルル #狼の口再読独行会

0056 | twetter

 

作成した年表に付属させた推測のためのtips読み返してたけど、数年前にこれ作った私えらいけどこわいとこあるな。こないだ追記した分もこっちの細かくうだうだ言ってるほうに書き足したほうがいっか。 #狼の口再読独行会

0100 | twetter

 

一応ブログ記事では、兄妹が昔イタリアへ南下したのは1308年ごろではないかということで推測しています。その時が一番矛盾がないと思うので。 #狼の口再読独行会

0204 | twetter

 

きょうも始まるアツイ夜なのぜ。ヴォルフラムさんヴォルフラムさんうるさいようなうるさくないような感じでお送りするのぜ。 #狼の口再読独行会 ←ミュートワードに登録するのも手なのぜとはもう一回だけ言っておくのぜ。

0029 | twetter

 

きのうはアルベルトさんたちの身売られイタリア南行の年代を仮に特定しましたが、それが正しかったとしたら、ヴォルフラムさんは空いたポストにうまい具合に収まったんだなあとも思うのです。 #狼の口再読独行会

0033 | twetter

 

多分代官の前ってあれ、代官補佐みたいなものなのかなと思うので(ヴォルフラムさんのそれっぽいの1回出てましたよね)、アルブレヒト1世死去前にはもうそのへんのポジションにはいたのか、また違うやつなのかな。分からん。 #狼の口再読独行会

0037 | twetter

 

第9話

2020/03/08

 

というわけできょうは第三巻九話から。ヴァルターくん、きっとちょっと青い感じのいいお兄ちゃんしてたんだろうなという雰囲気はにじみ出てる追いかけっこから始まる。 #狼の口再読独行会

0039 | twetter

 

「両親の仇を討つために始めたことだけど それだけじゃない 誰かの役に立つんなら そのためにこの命を使いたい」「メソメソしないで こんなことで ヴィルヘルム・テルの息子でしょ?」 ウワアアアアアア!!!!! アアアアアア!!!!! #狼の口再読独行会

0052 | twetter

ドン引きシーンですね。全体の自由のための報身は美しくはありますが、本作の盟約者団は気持ち悪い存在だと思って読んでいるため、ドン引き要素として理解しています。
また、作中でどんどん触れられていく箇所ですが、彼らがヴァルターくんを語る時には「ヴィルヘルム・テル」の存在ありきというところに私はとにかく悲しさを感じるんですよね。死んだ英雄の代わり、あの英雄と同じだけ期待しても良い存在だということを押し付けている気がして。そしてテル自身がその重荷を本作では積極的に背負わせてもいるという。ヴァルターくんは勝手に英雄の子としての重圧に自意識過剰に反応してモルガルテンへと駆けるのではなく、むしろ、そう望まれてレールを敷かれていたのだと。

 

ほんともう、ほんともう。昨日の繰り返しになるので端折るけど、ほんともう。 #狼の口再読独行会

0054 | twetter

 

というか余分なところまた気にしますが、土地に戻ることも許されず閉め出されたとか、交易全部がっつりハプスに取って代わられたみたいな描写になってるんですが、そんな極端なことある? と思うので、フィクションとしての味付けなんだろうなこのへん。 #狼の口再読独行会

0056 | twetter

 

峠の境界が重視されててここでの関所の立ち回りが重要になるんだったら、普通、あんまり不安要素残しとくこととか、利権まるごといただくぜとかしないものなというか、実際そこまでギチギチなことやってなかったよな……? #狼の口再読独行会

0058 | twetter

 

あとやっぱり盟約者団の人たちの言う「私たちの戦い」ってわっけわっかんないよなあ。このへん別にスイス史資料類読んでて大して引っかかるポイントではないのだけど、この作品の描かれ方だとマジ引っかかりまくる。 #狼の口再読独行会

0100 | twetter

 

ルガノの描写とか交易とか見るとハインリヒ七世とかホムベルク伯とかめちゃくちゃ重要人物だろうに無視されてるのも気になるんだけど(代官がいる領とかもっとごちゃごちゃしてるでしょう)、あえて省いてるんだろうけどね。とにかく分かりやすい対立構造にしてるから。 #狼の口再読独行会

0108 | twetter

 

マジ、ヴァルターくんのエクストリーム登山こわ。というか、やっぱ関所の中継地作ってるよな(ど忘れしていた)。やっぱ雑兵さんも大概ヤバヤバのヤバなのでは。雑兵さんになれない。 #狼の口再読独行会

0117 | twetter

悲しき雑兵さんになりたいのです。通り過ぎ間際に微笑んでくれた人が、次には首吊台で死んでいるのをぼんやりと見上げるような。

 

ヴォルフラムさんとブルクトーさんも、どの中継地まで来てるのか知らんけど、わざわざ登山してくるからすごい。そんなんしてると余計対応遅れるのではオブなのでは。実地検分後回しにすべきなのではーーーー?!?!? #狼の口再読独行会

0122 | twetter

 

この雑兵さんたちも最後は物資が届かなくて死んでいった人たちの一人なんだろうなと思うとしんみりしますね。 #狼の口再読独行会

0124 | twetter

 

というか、3話で登山してる時に、さも初めて追加監視塔・中継地のこと知りましたみたいな顔してたけど、あれは、「こんな所まで中継地延びてんの?!」って驚きだと思っていいんだろうか。この短期間で地図上にマッピングされてるっぽいの、説明がつかないもんな。 #狼の口再読独行会

0127 | twetter

 

それともあれは「ヴァルターの話いわくあるらしいよ」程度の話なのかー? #狼の口再読独行会

0127 | twetter

 

それにしても恐怖で抑えつける一辺倒ヴォルフラムさんの大人げなさな。若い頃の苦労がなせるわざなのでしょうか。というわけで、きょうはここまでにしよう。 #狼の口再読独行会

0135 | twetter

 

次回は盟約者団というものが見えてくるさよならムッティ(と弟)回ですね。 #狼の口再読独行会

0136 | twetter

 

ハインリヒ側の代官も作中出てたりとかいろいろ錯綜してる部分も拾われてたら、あの作品どうなってたのかなとは常日頃思っちゃうよなあ。 #狼の口再読独行会

1909 | twetter

 

でもお話としての主軸は別のところにあるのでいろいろかなりすっ飛ばしてるんでしょうとは結論してるけど。 #狼の口再読独行会

1910 | twetter

 

余裕なくなるまでのヴォルフラムさん、部下にやたら厳しいとか欠点はあるけど、別に問題のない範囲で悪魔的快楽主義やってるところが良いんだよなあ。ハプスブルクの所領内での問題を処してるだけだもん。もん! #狼の口再読独行会

2207 | twetter

 

その支配が嫌なんじゃいという話なんですけどねとかいろいろあるんだけど、ほんと結局問題が単純明快になって描かれてるからな。 #狼の口再読独行会

2209 | twetter

 

ただでさえ報告が遅れて時間がない状態でわざわざ自分からあんな所にある中継地に行くってことは、伝達面がうまく整備できてないか、実際に自分の目で見て聞かないと気が済まないか、その両方かだと思うんですよね、ヴォルフラムさん。 #狼の口再読独行会

2327 | twetter

 

援護とか兼ねてるならまず連絡が届いた時点で出発してて然りなんだけど、そもそも代官の指示が仰げてないからとかなんかぐちゃぐちゃだったんだろうな。おやおや。 #狼の口再読独行会 というわけで9話おさらいしましたが、きょうは3巻10話から始まりますよ。

2329 | twetter

 

第10話

2020/03/08~09

 

シーン割愛されてるけど、多分、公弟閣下の所に直接赴いて紆余曲折あって捜索してからの10話冒頭だと思うので、少なくとも1週間はかかってそうなんだよなあ。あと割とゲスラー後のテル家の流れが読んでて気になるんだよなあ。 #狼の口再読独行会

2338 | twetter

 

かーちゃん美人よなー。じいちゃんというかウーリの人たちとのやり取りとか描写気になるよなあ。粗暴っていうのもなかなか不思議なので、誇張してそうな気がするけど、マジでそうだったらうける。 #狼の口再読独行会

2346 | twetter

 

かーちゃん、息子の安全を優先して昔から面倒ごとばっかり持ち込んで来やがるぜな父親を泣く泣く売ったわけですがこの顛末なので、ほんとかわいそうよなー。 #狼の口再読独行会

2348 | twetter

 

きょうも麗しい公弟閣下の再登場なんですよお。 #狼の口再読独行会

2350 | twetter

 

時間差的にはヴァルターくんもっと余裕あったと思うのだけど、山越え後の動きはどうだったんだろうなあ。悠長に家族の再会させなかったのか、わざわざ感激してるから、ウーリにそもそもいなかったのか。後者っぽいけど、なら何してたんと思ってしまうとこある。#狼の口再読独行会

2358 | twetter

 

大事を取って見つからない所にいたんだろうけど(まさかアンデルマットとかではあるまい)、ならなんで探り入れられそうなウーリに来たしと思うとこあるんですけど、教えてボス。 #狼の口再読独行会

2359 | twetter

 

処刑に使われてる飢えた狼って、関所のメタファーっていうよりもむしろ三邦のメタファーのほうが近いと思うんですよお。閉じ込められ鞭打たれ飢えて怒りが天元突破している狼が英雄の妻と子を食らうっていう。にやにやしちゃいますね。 #狼の口再読独行会

0004 | twetter

 

まず処刑場で目の前で見させないように一番努力すべきなのに最前列にきて、「こらえてくれ、ヴァルター」って言っちゃうところ、何度読んでも腹立つな。 #狼の口再読独行会

0005 | twetter

 

目の前で家族がピンチになるっていうの、本来のテルであれば、勝手に他の人たちが望んでる自由なんかよりも一番に守るべき対象だったはずなんですよね。そしてウーリの人たちもかつてはそういう男だったのを知っているはずなのに、息子にこんなこと言うわけだもん。 #狼の口再読独行会

0007 | twetter

 

おまえがここで出たら自分たちが戦えなくなるから家族を見棄てろって懇願するっていう、なかなか卑怯なやり口が描かれてるシーンですね。ヌオオオオオ #狼の口再読独行会

0009 | twetter

そして、作中で描かれる盟約者団たちの活動の動機は大体、大事な人(=家族)の死が起因になっているんですよね。なのに、目の前でただ死ぬのを眺めさせる、犠牲を強いらせるって本当にむごい仕打ちでしかないと思うんですよね。象徴として、みんなの精神的支柱であり戦力になるヴァルターくんをここで失いたくないから、代わりに彼に失ってもらうっていう。彼に重責を負わせる代わりに、自分たちは彼の家族を死守する必要があったのに、それも果たさずに。ここで彼らは、ヴァルターくんに対し、家族の死は大きな目標のために仕方のないものだと言ってるんですよ。本末転倒みたいなもんです。むかつく。

 

ひとりはみんなのために行動するけど、みんなはひとりのためには行動しない。やったとしても、それがみんなのためになる場合に限るっていう、いつものやり口だと思って読んでいるよ。 #狼の口再読独行会

0010 | twetter

 

そして結局コトが起きる前にヴァルターくんは動かないで、苦悩の中で「みんな」を結局のところ取るんですよね。かつてのテルのようにはなれなかったけれど、一身にみんなから期待を寄せられている青年がここにはいるんですよねえ。むごいねえ。 #狼の口再読独行会

0012 | twetter

 

そしてそもそもそのテルがこの作品では変わってしまっていたから、そこ踏まえて読み返すと、このシーンさらにえぐみが強いのよなあ。テル見てるかよ、見ろ。 #狼の口再読独行会

0014 | twetter

 

かーちゃんがかっこよかったのでからかうヴォルフラムさんの性根の悪さよ(好き)。 #狼の口再読独行会

0017 | twetter

 

息子が盟約者団の仕事で家空けるよーってなった時とかさすがに誤魔化せないと思うんですが、かーちゃんそのへんどう思ってたんだろうなあ。 #狼の口再読独行会

0019 | twetter

シラーのテルの描写から考えるに、絶対にお母さんはヴァルターくんが盟約者団に与するのに反対してたと思うんですよ。

 

スタイリッシュに弟くんを放るブルクトーさんの図 #狼の口再読独行会

0020 | twetter

 

かーちゃんと弟の処刑シーンつらいよなあ。あえて母親に息子の死を見させてから息絶えさせる展開もむごいぜ? テル見ろ。 #狼の口再読独行会

0025 | twetter

 

本当もうかつてのテルとは真逆をいって、失って失って、それでも期待されて身を尽くして怒りを燃やしてっていう、すごい切ない英雄になってるんだよな、この作品のヴァルターくんは。 #狼の口再読独行会

0029 | twetter

 

次回からいよいよ関所攻略開始とともに3P未亡人おねえさんことヒルデさんが登場しますが、テレビみたいのできょうも1話だけで終わる。 #狼の口再読独行会

0031 | twetter

 

息子は父親の死を目の前で見るし、母親は息子の死を目の前で見るし。大義名分というか、盟約者団が目指す大きな目的のために伴う犠牲や歪みの捉え方が本当、盟約者団も大概だよなっていうふうに描いているのだと私はそう思って読んでるよ。 #狼の口再読独行会

0034 | twetter

でも結局のところ盟約者団に偏ってるような気もして、どう読めばいいのか分かんないんだよ。

 

細かく一から最後まで今読み通したら、盟約者団への気持ちもマイルドになるかと思ってたけど、おのれ盟約者団めという気持ちの高まりは変わりそうにないどころかむしろ悪化している気がするよ。 #狼の口再読独行会

1945 | twetter

 

狼の口世界の三邦民、ハプスが宥和政策を講じてたらいい感じに内部分裂しやすそうで暗い気持ちが過ぎるよな。 #狼の口再読独行会

1950 | twetter | 【2020/04/02追加部分】

 

多分、盟約者団への反発心の強さ、あの極端な対立構造に単純化されてることとそもそもの歴史のほうを暗に比較しちゃうのものあって余計ムムムとなっているところがあると思うんだよな。純粋にそこ切り離して読むと、盟約者団にも肩入れする読書も可能なのかもしれないと再確認状態。 #狼の口再読独行会

2022 | twetter

 

レビュー漁ってるとちまちま見かける盟約者団を応援するタイプの気持ちが今の所まだまだ「そういう気持ちが起きることもあるんでしょうね」程度の理解しか示せないんだよなあ。だいぶ無茶苦茶なふうに描かれてると思うんですよお。 #狼の口再読独行会

2027 | twetter

 

主に1,2巻の盟約者団へは相変わらず高感度高いけど、とはいえ、なんか以前よりオゲーと思うところが微妙に加算されているので、多分もはや分かり合えない。 #狼の口再読独行会

2036 | twetter

×高感度  〇好感度

 

狼の三邦というか盟約者団の人たちが目指す自由って、結局、なんかフワフワしてるんだよなあ。そのくせ、こう、自分たちのやっていることは正当な戦いであるみたいな意志だけは立派なんで、傍から見ててこわい。 #狼の口再読独行会

2059 | twetter

 

テル時代なんか、前々から反勢力はあったけど、テルが自分の正義のためにゲスラーを撃ったのに乗っかって周囲が勝手に暴走して各関所攻めましたとかそういう流れで語られてたりするので、ハア、ほんとテル、ハア、おまえハア。 #狼の口再読独行会

2110 | twetter

 

テルの正義は体よく人に利用されるのが運命なんですよねえ。伝説からしてそうだし、それに倣ったシラーの然り、フランス革命ナチスドイツ然り。ンハア~~~~~~ テルなあ。テル。狼の口のテルなあ~~~~~~。えぐい設定にしたよなあ、本当。 #狼の口再読独行会

2113 | twetter

 

息子がモルガルテンで戦死したという伝説を汲むのにめちゃくちゃえぐい選択してるんだものなあ。できればずっとセーフティきかせて読んでおきたかったテル。ンハア…… #狼の口再読独行会

2114 | twetter

 

盟約者団って何なんだろな。(一周回った) #狼の口再読独行会

2120 | twetter

 

例えば、単に作品レベルだけで読んだとしても、彼らのひとりはみんなのためにの同調圧力ありきの「自由のための戦い」って、あんまり、そこで切り捨てたものを補うに余りある救いが待っているっていう、そういうふうには決して描けてはいないと思うんですよねえ。 #狼の口再読独行会

2125 | twetter

 

極端な対立構造にシンプルにまとめてはいるけど、かといっていうほどハプスによるマイナスの影響を丁寧に描こうともしていないじゃないですかー(逆もまたしかり)。それどころか、一応盟約者団側に偏ってるけど、どこか中庸的なところすらある。 #狼の口再読独行会

2127 | twetter

 

なんかこう、どう理解したもんか悩み続けて幾星霜なんだけど、盟約者団はいつまでもしばきます。彼らの最終目的は最初の段階からモルガルテン(または別のどこか)で直接ハプスを叩きに行くことに注視した上で行動があったんだろうけど、なんかそれにしても着地点がフワフワ。 #狼の口再読独行会

2132 | twetter

 

最後まで読み返した時にこのへんも何か答えが見つけられるだろうかと思ってはいるけど、ヴァルターくんにやりきれない気持ちになってまた終わってるだけのような気もする。 #狼の口再読独行会

2133 | twetter

 

その着地点だけどわざわざ峠の関所が中心にあるのって、ひとえに橋の悪魔の伝説を最初から最後まで貫くためにあるんでしょうけどねとは分かってはいるんですが、なんかこう、なんかこう。 #狼の口再読独行会

2136 | twetter

 

今回の孤独会は、「はたして『狼の口』は名作といえるのか」っていう(あくまで個人的な)問いの解決も賭けているんですよね。別に他の人の意見も欲しいところではあるのだけど。結果的に普通に読書会になってもいいとは思っている。 #狼の口再読独行会

2140 | twetter

 

第11話

2020/03/10~11

 

第3巻11話から。この扉絵一枚で話を読み進めるとヒルデさん(この時点では作中に出てすらいなかった主要人物)の怖さが出てるからすごいなあと思うんですよお。ちなみに私はヒルデさん嫌い寄りの苦手です。 #狼の口再読独行会

0040 | twetter

 

夫が殺された復讐に燃えて、その部下だった二人をより完全に抱き込むための図みたいなもんですよ。おそろしい。不倫とか乱交とかそのへん好きにしたらいいのだわというタイプなので、そこへの嫌悪はないんですが、動機と理由が本当なんか無理。 #狼の口再読独行会

0042 | twetter

 

なんかすごい、愛のあり方が気持ち悪くないですかね。ただ他人と乱交して自分に忠誠を尽くすようにもっていくとかそういうのならまだいいんですけど、愛する夫の部下だった人たちとこの目的のためにあえてそれをやるってすごいなんか普通の不倫とかとは違う気持ち悪さじゃないですか #狼の口再読独行会

0046 | twetter

 

すごい斜め上のNTRというか、私別にNTRモノも別に嫌いじゃないので、なんかそれとも違うというか。なんかすごい気持ちが悪い絆の持ち方でさー、それをキャラ出すよりまっ先に扉絵で出してくるのすげえよな。 #狼の口再読独行会

0048 | twetter

 

R18の話続けると、乱交もアナルでやるのもだいぶキリスト教観的にもアウトなはずなので、とことんタブー踏み抜いてる人たちです!!!!っていうのをいきなりドーンってするってやばない? それこそ普通、逸脱者として村から白眼視されるはずなのに、戦士として受け入れられ点の。 #狼の口再読独行会

0051 | twetter

誤字もそのまま転載しております……。恥ずかしや。

 

まじうける。 #狼の口再読独行会

0051 | twetter

 

彼ら、自らを闘士と言ってたりしますが、とりあえず大辞泉で引くと、「1 戦闘の場で戦う人。2 主義や信念のために熱心に行動する人。」というような意味が大体あるんですよねえ。それ以上は触れませんけどねえ。 #狼の口再読独行会

0059 | twetter

 

とはいえ、このへんの英訳とか多言語訳はどの言葉取ってるんでしょうね。普通にかつ好意的にfighterとしてるのかなとは思うけど、warriorだったら面白いなー。 #狼の口再読独行会

0102 | twetter

×多言語  〇他言語

 

warriorは未開民族の戦士の意味合いがあるので、例えばアーサー王関係の文学でキリスト教に感化されてない敵をwarriorのほうで表現したりする。多分狼ではさきの2の意味合いも持たせて言わせてると思うので、fighterなんでしょうけどね。 #狼の口再読独行会

0103 | twetter

 

そもそも、自分たちでwarriorとは言わなさそうだもんな、あの人たち。 #狼の口再読独行会

0104 | twetter

 

って言ってやっと扉絵の次に進んだけど、明かりがないとはいえ、満月の夜なのに関所にこんなまたぞろぞろぞろ近づかれて襲撃実行されるまで気づいたそぶりがないor何も手を打たないってやばない? これはお仕置きされる。 #狼の口再読独行会

0107 | twetter

 

満月ではないかな。取りあえず、ある程度月が満月に近い時。 #狼の口再読独行会

0110 | twetter

 

ヴァルターくんのこの失ったものとその原因を特定して自分の意思を補強する流れなー。テル見ろ。 #狼の口再読独行会

0117 | twetter

 

「味方を励ます立場のキミが 暗い顔して士気落としてどうすんの」。ンアーーーー!!!! とはいえ、ここでのヒルデさんはあえて憎まれ役を買ってみんなが望むヴァルターの役目をあえて教えてるというところもあるんだけど、ンアーーーー!!!! #狼の口再読独行会

0120 | twetter

 

くじせんせー、基本的には戦う女、強い女が好きなんだろうなーとは思うけど、狼作中だけでも女性描写結構面白いよなあ。 #狼の口再読独行会

0124 | twetter

 

「キミの作戦を成功させるために 私ら一味は命張るんだからね だからお願い 犬死にさせないでね 頼むよ 大将」ンアーーーーーー!!!! ヴァルターくん、アルベルトさんにも「いい頭領になれる」って言われてたり、すごいこう、すりこんでくるよな。 #狼の口再読独行会

0127 | twetter

 

ここでも出てるけど「さすがヴァルター ヴィルヘルム・テルの息子ね」とか、そういうやつ、俺はそういうやつを憎む!!!! #狼の口再読独行会

0130 | twetter

 

でもヒルデさん、顔は好きなんだよな。こんなことにならなけりゃ普通に気のいいお姉さんで好感持つタイプだったに違いねえ。不幸が彼女を変えてしまったのじゃ……。 #狼の口再読独行会

0132 | twetter

ヒルデさん、夫が生きている時は普通に庶民の幸福の中にあったように読めるのを考えると、「多分反乱分子として働いていたのだろう夫」って、下手したらわざわざそれをぶち壊して全体の幸福を取った一タイプだったとも言えるんだろうなあ。理不尽に捕まって処刑されたのでなければ。つまり、この仮定のとおりであれば、ヒルデさんの夫は狼の口のテルみたいなものなのだといえる。そしてまた盟約者団の連中の思想に染まっていたのだろうと。

 

この、初めて人を殺したヴァルター君の描写がまた苛めてくるんですよねえ。父親同様に弓で人殺しを為すんですけど、これが最初で最後の仕方のない殺人という覚悟とかそんなんじゃない、戦争における兵士みたいな殺人でしかないんですよお。テル見ろ。 #狼の口再読独行会

0138 | twetter

シラーのテルは、一度きりの殺人になるゲスラー殺しの葛藤が丁寧に描写されているんです。シラーのテルが徹底して人殺しを避けようとしていたのを踏まえて本作のヴァルターくんの活躍を見ると(ついでに3話のテルを見ると)、こたえるものがあります。

 

そもそもヴァルターくんの最初の盟約者団としての役割に人殺しは中心になかっただろうに、元の役目にプラスしてどんどん中心に引き込まれていってるんだもの。ここのシーン、読んでて気分がぐちゃぐちゃになるので、攻撃力高すぎるんだよなあ。 #狼の口再読独行会

0141 | twetter

 

シュヴァイツは本当野蛮で困りますわ。 #狼の口再読独行会

0144 | twetter

※歴史参照

 

堂々とキリストを否定するシーンはちょっとかっこいいんだよな。あれは坊主を否定してるんじゃなくて、神を否定してるからなあ。でも、当時の感覚からいってかなり異常なところにいってるんだよなあ。 #狼の口再読独行会

0153 | twetter

 

この最後の、大事な人を失って後ろめたいのはおまえだけではない云々の語りも本当読んでて気持ち悪いんだよなあ。怒りと憎しみの矛先が向けられる相手が欲しいだけというか、冷静ぶってるけど、 #狼の口再読独行会

0156 | twetter

 

原因と行動の結びつきがなんかすごいぐちゃぐちゃなままに,、それを理想のヴァルターくんに形作ることができるように背負わせている感じというか。本当もうそういうの苦手だなー。 #狼の口再読独行会

0157 | twetter

しかも失ったというよりも、盟約者団によって失わされたというのが正しいようにも思われる。

 

ああやっぱりこのあたりから盟約者団への嫌悪感が先立ってうまく読むの難しくなってきます。取りあえずきょうもこれにて孤独会はまた中断です。次回なんとやっと4巻にいくよ。 #狼の口再読独行会

0200 | twetter

 

ラストページの「本当に倒さなきゃいけないやつを」云々ってヴァルターくんが独白する終わり方とか本当、本当おまえって感じじゃんね。何のために戦ってるのかがズレたまま(彼に限らんが)持ち上げられ続けていく英雄なんだもの。こわ。 #狼の口再読独行会

0202 | twetter

 

なんかもう結局同じ感想繰り返してること多いんですけど、ヴァルターくんの矛先の歪みは周囲は直さないんですよ(むしろ利用する)。それでいてリーダーであることを望むっていう、このえげつなさ。えぐい作品なんじゃよ。 #狼の口再読独行会

0213 | twetter

 

それにしても本当、狼の盟約者団の理不尽さを再読の折からしみじみ思い返してるんですけど、本当なんだかなだよなあの人たち。かつて得たオイシイポジション取り戻したいのは分かるんだけどさー、ハプスも正当なやり方で支配権得てるわけじゃん。

1619 | twetter

 

それで、歴史のほうから言えば、ハプスと敵対する勢力が、そのへんのごたごたに乗っかって応援してるっていう流れにあるわけじゃん。じゃん。

1620 | twetter

 

とかもろもろそのへんの両者の立場はほとんどすっ飛ばされてほとんど徹底的にシンプルな対立構造を描きつつも、なんだかなーと引っかかるポイントが意図してんだかしてないんだかあるから、そこもあって作品理解に長年戸惑ってるわけよ。

1623 | twetter

 

#狼の口再読独行会 のやつ、取りあえずまとめも作っとこうとは思ってんですけど、ツイッターくんの検索機能がちゃんと全部拾ってくれるかにかかっているのだなあ。とにかく読み返しつつ自分が何を思ったかをひたすら書き出してるので、読み終わってからこっちも読み返して判断詰めたいので。

1655 | twetter

 

って、3/4~ほぼ毎夜開催してて昨日時点で3巻読み終わったところなんだなあ。今月中に終わるんだろうか、この孤独会。 #狼の口再読独行会

1657 | twetter

 

モーメント作りにくいなあとは思ってたけど相変わらずそれななので、別のところにコピペで作ったれと思ったらそうもさせるかディフェンスされてキレそう。 #狼の口再読独行会

1705 | twetter

 

取りあえず、「(#狼の口再読独行会) (from:seika_in)」で検索かけるとまとめて読み返せはします。「最新」タブに切り替えるのじゃぞ。 #狼の口再読独行会

1713 | twetter

 

ちまちま自分のツイまとめつくる羽目になったので、取りあえず少しずつそっちの作業もしてますが、第1回目孤独会、2時間かけて1、2話読んでたし多分この先もそんな感じだったと思うので、自分のことながらきがくるっとる。 #狼の口再読独行会

1734 | twetter

 

拷問処刑でめちゃくちゃキャッキャしてるのがほほえましいですねえ……。今読み返してるところはそこ話す余地あんまりないものなー。 #狼の口再読独行会

1736 | twetter

 

取りあえず、きがくるっとるのまとめしてたけど、エヴァちゃん回はもっと話せると思うんだよなあ。あの話、かなり面白いと思うんですよお。 #狼の口再読独行会

1833 | twetter

 

3巻ラスト振り返りざっくり読み返しててちろりと思ったんですが、そもさん雑兵さんに一定以上の忠誠心なり果敢さだとか多くを期待してはいけないんだろうけど、こうホイホイ後先考えずに逃げるほうを選択させるのって、恐怖に対する耐性がなくなってるのもあるんでは……。 #狼の口再読独行会

2208 | twetter

 

体制が亡くなってるというか、考えることをしなくなってるというか。立ち向かうことを選ばない。立ち向かって散らないとそれはそれであれっていう職場環境なんですが。ヴォルフラムさんの支配はうまく機能してないんだなあと、なんかちょこちょこそういうの感じる描写があるよなあ。 #狼の口再読独行会

2211 | twetter

 

狼の口再読独行会まとめ記事一覧

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