記事作成日:2024/06/23
最終更新日:---
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本記事は、PCゲーム『The Coffin of Andy and Leyley』(作者:Nemlei、パブリッシャー:Kit9 Studio)のご紹介およびファン翻訳MODを作成した件についてご紹介する内容となります。私としてはめちゃくちゃオススメのゲームだったので、自分で翻訳ファイルも作りました!という報告をいたします。私の翻訳ファイル使わなくてもいいから、みんな、興味があれば前向きに検討してやってくれよな。
前置き
『The Coffin of Andy and Leyley』とは
概要
関連サイト:
- 『Steam』-「『The Coffin of Andy and Leyley』ストアページ」(最終アクセス日:2024/06/23)
- 『Steam』-「『The Coffin of Andy and Leyley』公式発信のレポート一覧」(最終アクセス日:2024/06/23)
- 『IMDb』-「『The Coffin of Andy and Leyley』」(最終アクセス日:2024/06/23)(※データベース)
あらすじ
本作にまつわる問題
関連サイト:
- 『Steam』-「『The Coffin of Andy and Leyley』公式発信のレポート一覧」-「Devlog 07(2023/12/11)」(最終アクセス日:2024/06/23)
- 『Sideline Sources』-「Creator of ‘The Coffin of Andy and Leyley’ Gets Doxed and Leaves the Internet Permanently(2023/11/29)」(最終アクセス日:2024/06/23)
- 『Niche Gamer』-「The Coffin of Andy and Leyley is back in Australia with Adult rating(2024/01/31)」(最終アクセス日:2024/06/23)
- 『Wikipedia(※ドイツ語版)』-「The Coffin of Andy and Leyley」(最終アクセス日:2024/06/23)(※2024年6月時点でドイツ語版記事がこの経緯についていちばん詳しくまとまっていたため、ドイツ語版へのリンクを貼っておきます。)
ファン翻訳パッチ制作について
概要
- 各国語:『Steam』-「各国語のファン翻訳一覧」(最終アクセス日:2024/06/23)
- 日本語:『Steam』-「作品のガイド内の記事(作成者:nicolith氏)」(最終アクセス日:2024/06/23)
- 日本語:『Steam』-「作品のガイド内の記事(作成者:いとふゆ氏)」(最終アクセス日:2024/06/23)
- 日本語:『Steam』-「作品のガイド内の記事(作成者:せいか ※私です)」(最終アクセス日:2024/06/23)
パッチ配布
ファイルについての詳細は上記のダウンロード先にてご確認ください。
私自身は英語の原文でざっくりとプレイしたのち、そのまま精読ファイルを作成しながら二周目をやっていくというふうにプレイしていた。だから他の方のファン翻訳もそうした作業が終わったのちに、他の人はどう読んでるのかなと確認するためにざっくり目を通した程度である。このため、当初としてはただ自分のために訳出をまとめていたに過ぎないのだけれども、後続のプレーヤーたちの手助けになればいいなといろいろ鑑みて思い至り、パッチ作成・配布に至った次第である。本作は多分に原文で読むほうが面白い語彙選択・表現がなされているのと、そういったものが日本語訳化にあたってはいちいち自然な形で訳出するのにはかなり無理が生じるものでもあるのとで、極力、原文で取り組んでほしいなという思いもあったため、直接ゲームに適用させるパッチ以外にも、Excelファイルの形で原文購読者のために参考になる(ないしは、なればいいなという希望的観測の)ファイルも別個に作ってもいる。
私の翻訳ファイルの特色としては、字数制限そっちのけでとにかく原文の言おうとしていることを忠実に訳出しようというものになっている(それでもとても全てそうするということもできなかったわけだけれども)。このため、やや固さがどうしても出てしまっている箇所があったり、訳出後の文章量も膨大なことになってしまっている。上述した、原文購読者のためのファイルでは、とても訳出に収めきれなかった内容や、文章を読むだけでは捉えにくいかもしれない点への私としての解釈なども補足として記載しておくことでそのあたりを極力外付け状態でカバーできるようにしている。ちなみに、逆に、私の日本語パッチを適用してゲームを進めていく中で訳出文に引っ掛かり「ここの原文って?」とか「ここに補足とかあるんだろうか?」と思ったときにも、訳出文からファイル内を検索することで原文や補足にあたるということも可能となっている。
余談だけれども、プロの翻訳にしろ、基本的に翻訳は言語的な意味以外でもあらゆるフィルターを通った上で歪んで形になっているものなので、頭からそれを鵜呑みにせず、気になったところだけでも積極的に原文に当たってみるという癖を付けておくことをおすすめします。
また、私自身はめちゃくちゃ英語に強い!ってことはもちろんないので、提出した翻訳には明らかな誤訳が発生している場合もあります。あまりにも程度がはなはだしいものなどを見つけられた際には(できれば優しく)教えていただけると幸いです。